アドバタイジング広告が目を引くUSAヴィンテージの弾丸型バレットペンシル

アドバタイジング広告が目を引くUSAヴィンテージの弾丸型バレットペンシル
こんにちは!
Face Myself(フェイス マイセルフ)店長のYukaです。
(※Face MyselfはHi-Romi.comの姉妹店です)


先日販売を開始したバレットペンシル。
姉妹店のHi-Romi.comでは元々こうしたアンティークやヴィンテージの雑貨も販売していたこともあり、倉庫にはたくさんのバレットペンシルが眠っています。

今回販売した15点のバレットペンシルはヴィンテージのもので、ざっと30年~60年ほど前のもの達です。

バレットとは弾丸のことで、鉛筆を収納した姿が弾丸そのもの。

もともとは、19世紀初頭に植民地などの戦争を続けていたイギリスで作られたもので、戦場からのおみやげとして持ち帰られたものです。

ライフルの弾丸を使って作られ、中に仕込まれた鉛筆の芯が折れないことから戦場では重宝されました。

バレットペンシル用のライフルの弾丸(薬莢)


バレットペンシルがお土産として流行した当時、戦場ではこのライフルの弾丸をかき集める人達で溢れたとか。弾丸そのものが飛んだ後にこの薬莢(やっきょう)と言う筒が残るんですが、想像すると血なまぐさいやら商魂たくましいやら…。

さすがにその当時のバレットペンシルはありませんが、真鍮のかっこいい薬莢が手に入ったのでさっそく姉妹店Hi-Romi.comのオーナーRomiが作ったのがこちら。

使用済みのライフルの弾丸に合うよう、オーナー自ら旋盤を回してキャップを作った力作です(笑)限りなく19世紀初頭に出回ったバレットペンシルに近い形です。

メモパッドにまで弾丸使った飾りを作っちゃってね、この気合の入れ様がすばらしい(笑)使ってますよ、照明のデザインする時。

Hi-Romi.comハイロミドットコムオリジナルバレットペンシル弾丸鉛筆



1枚目の写真はアメリカで流通したバレットペンシル。
全然上記したのとは違いますね。バレット(弾丸)の形は継承していますが、薬莢ではなく本物のに似せて作られたボディに企業やショップのアドバタイジング(広告)が入っています。

アメリカでは「戦場からのお土産」を脱し、その携帯性や芯が折れない丈夫さからゴルフやテニスのスコアを記すのに大流行したことがきっかけで一気に普及しました。

なんといまでも企業やスポーツチームなど様々な団体で、販売促進やサービスの一環として作られています。古いデザインでも良いものは継承しつつ、アレンジする。こう言う遊び心を忘れない感じがアメリカの面白いところなんですね。

こうした可愛らしいロゴやたくさん入っているのがなんともポップでアメリカンですよね。

ぜひオフィス雑貨のページをチェックしてみてくださいね!

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