アンティークとは?|アンティークとヴィンテージの違い

アンティークとは?

アンティークと言う言葉はもうずいぶん前から暮らしの中に浸透した言葉ですね。

最近ではアンティーク風やアンティーク調、アンティーク仕上げなど身近な雑貨やインテリア、色合いを指す言葉としてもよく使われています。

この言葉の本来の意味はさておき、アンティークと聞くと「古いもの」を想像される方が多いのではないでしょうか。

古いものには長年使い込まれたり人手を渡る中で出来た、独特の風合いがあります。

街中で見かけるお手頃に手に入るアンティーク風の家具や雑貨には、真新しく製造されたものに、古めかしく見える傷やダメージ加工を施し、アンティークに見えるよう再現しているようです。

暮らしの中に溶け込む古いものをざっくりと大まかに表した言葉としての「アンティーク」、実際に何十年と使い込まれ人手を渡ってきた本当の意味での「アンティーク」。

当店が扱う「アンティーク」は後者にあたります。

実際に100年以上前に製造されたものや何十年と使い込まれ大切に現代まで残ってきたモノ達を取り揃えています。

アンティークとヴィンテージの違い

Face Myselfではアンティークの他にもヴィンテージやコレクティブル雑貨を取り揃えています。

アンティークの定義は国によって微妙に解釈が異なるものの、1930年代にアメリカでできた関税法の中で定義された内容を元に100年以上経った工芸品や美術品を指すようになりました。

当店では「アンティーク=100年以上経ったもの」、「ヴィンテージ=100年には満たないけれど1980年代くらいまでの古いもの」として表記しています。

コレクティブルとジャンクの違い

ではコレクティブルとは何を指すのでしょうか。

アンティークやヴィンテージと言った年代に関わらず、現在では希少性が高く入手困難で比較的状態の良いものを表しています。

反対に古くて希少でも、商品そのものの状態が悪く本来の用途として使えないものなどはジャンクと呼んでいます。

Face Myselfでは主にコレクティブル雑貨を集めているため、ジャンクとして販売する商品は稀です。

可能な限り補修を施したり、破損部分を取り除いて新たな用途として使えるものへリメイク(作り直し)て販売しています。

現代まで残ってきた本物のアンティークやヴィンテージを、可能な限り現代の暮らしに取り入れてもらいたいからです。

いつもの暮らしがちょっと楽しくなるようなアクセントに使えるコレクティブルな雑貨をご紹介しています。

レトロとは?

レトロもまたアンティークと同じように暮らしに浸透した言葉ですね。

レトロとは懐古趣味を指しています。古いものが好き、古い思想が好きと言ったように正確な年代や状態を表す言葉とは異なります。

新しく作られたものでも、当時作られたものでも昔ながらの手法が使われていたり、古い年代を彷彿とさせるアイテムにレトロとつける風潮があります。

昭和レトロなどの雑貨を例にすると、ヴィンテージと言うにはさほど年代物でもないけれど、どこか懐かしく感じるデザインや色合いが魅力ですね。

こうした懐かしさや古めかしい雰囲気を愛好する様をレトロと呼んでいます。