イタリアヴィンテージメダイ|聖バルバラギリシャ・東方正教会聖品アンティークメダイ(ゴールド) [ACS-19-021]

イタリアヴィンテージメダイ|聖バルバラギリシャ・東方正教会聖品アンティークメダイ(ゴールド) [ACS-19-021]

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商品詳細


イタリアヴィンテージメダイ|聖バルバラギリシャ・東方正教会聖品アンティークメダイ(ゴールド)


製造国

イタリア

年代

不明

サイズ

(縦)約4.1cm×(横)約2.5cm

重さ

約 5g

材質

アルミ製

コンディション

表面のメッキはがれなどあり・傷あり

詳細

アメリカより入荷したイタリアビンテージのメダイです。

アルミの加工技術やデザインから比較的新しいものと推測します。

デザインされているのは、聖バルバラと呼ばれる聖人で、建築家や消防士、鉱夫など危険が伴う場所で働く人や囚人などの囚われの身である人の守護聖人とされています。

カトリック教会では歴史上実際に実在したかが不明とされているため、聖人からは外されています。

ギリシャ正教や東方正教会と呼ばれるキリスト教会派の中で聖人としてよく知られています。

裕福な商人貴族だった異教徒の父の元に生まれた聖バルバラは、美しい美貌を兼ね備えた少女でした。

バルバラの美貌を知った様々な男性から求婚が絶えなかったため、娘を心配する父親はバルバラに従者1人を付け塔の中に幽閉します。

孤独な幽閉生活を送る中、従者となったその人物がキリスト教徒だったこともあり、バルバラは密かにキリスト教信仰に目覚めます。

そんな幽閉生活を続けるバルバラの塔に浴室を作るため、父親は窓を2つ作るよう職人に指示を出します。

その指示に背いて職人にキリスト教の教えにある三位一体を象った3つの窓を作らせたバルバラ。

その異変と娘がキリスト教へ改宗した事に気付いた父親は、バルバラを手にかけようとします。

このメダイはこの窓がモチーフになっています。

最終的には父親と同じ異教徒の総督に娘を引渡し、罰しようとします。

総督が様々な手をつかって拷問しようとする度に、天使や聖主によってバルバラは守られその都度、奇跡のような出来事が起きました。

最終的に自身の父親によって斬首され命を落としましたが、敬謙にキリスト教を信じたバルバラの亡骸を引き取り手厚く葬ったキリスト教徒達により聖人として言い伝えられました。

バルバラを手にかけた直後、父親は稲妻にうたれて命を落としています。

こうしたエピソードから、メダイにはバルバラに由縁のある品が表現されています。

幽閉されていた塔や、バルバラが手折ったとされる桃の枝花、斬首された際の剣や小麦をつけたとされる聖杯などが描かれています。


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