フランスヴィンテージイエスキリストの磔刑十字架クロス|アンティーク聖品ゴルゴダの丘 [ACS-20-032]

フランスヴィンテージイエスキリストの磔刑十字架クロス|アンティーク聖品ゴルゴダの丘 [ACS-20-032]

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商品詳細


フランスヴィンテージイエスキリストの磔刑十字架クロス|アンティーク聖品ゴルゴダの丘



商品番号

ACS-20-032

製造国

フランス

年代

不明

サイズ

(縦)約11.8cm×(横)約5.5cm×(厚み)約1.9cm

重さ

約 55g

材質

真鍮・木

コンディション

表面に摩耗、傷、汚れなどあり

詳細



フランス製のヴィンテージクロスです。

手の平ほどの大きなクロスはイエスキリストがゴルゴダの丘で磔刑に処された様子を忠実に再現しています。

ロザリオについている十字架と言うよりは、修道女などが日頃から肌身離さず腰など身に着けている大きいタイプの十字架です。

金属型の十字架に黒染めしたツゲの木をはめ込んだ十字架は、大戦前の1920年代から多く作られていました。

イエスの頭上には「ユダヤ王ナザレのイエス」を表すINRIの文字が掲げられています。

またこれらの十字架の類にはイエスの足元には決まって髑髏のモチーフが飾られていました。

これはゴルゴダ(髑髏)の丘でイエスが処刑されたことにちなんで磔刑の瞬間を表現していたためです。

ゴルゴダの丘は原罪を犯し天国を追放された「アダムとイブ」の墓の上にあるとされていました。

髑髏はその丘で処刑された死者達を表し、アダムとイヴの墓の上にイエスが立つことで死者や原罪などの堕落に勝利している様を表現していました。

ですがこの十字架には髑髏のモチーフは見当たらず、足元に取り付けられていたような形跡もないため、大戦後に作られたものであることがわかります。

このような十字架は大戦前から作られていたものですが、大戦時にナチスドイツが髑髏マークを使用したことから戦後は髑髏を排除する動きが高まりました。

当時から使い込まれてきた十字架の表面は銀メッキが剥がれ地金の真鍮がうっすらと見えます。黒い汚れのようなものは恐らく表面を覆っていた塗装が変色したものと推測します。

商品を手にした際に、汚れが付着したりザラつきなどを感じることがないようクリーニングは行いっていますが、当時の風合いを残すため簡易的な表面のクリーニングだけに留めています。

力なくうつむくイエスの表情や背面のマリアの聖心を表したモチーフなど見事な造形が魅力の十字架です。

ネックレスとして使うにはかなり大きいため、インテリアやコレクションとして飾ることをお勧め致します。



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